パピヨン
不当なの罪で脱出不可能な刑務所に入れられたスティーブ・マックイーン演じるパピヨンの実録脱獄劇。
このままでは死ぬ、と何度もと生きるために脱獄します。その度に連れ戻され、更に過酷な独房に入れられます。
最後には死を覚悟して自由への逃走を、他人の助力、経済的援助のなしで自らの力で図ります。
途中、パピヨンは、裁判官のような存在から「おまえの一番の罪は、いままで怠惰に生きてきたことだ」
と断罪される夢を見ます。
怠惰に生きるとは、これほどまでに大罪であるか、自由とはここまでしないと獲得できない過酷なものなのかと思いされられます。
さらにこの映画はパピヨンと相棒ドガとの愛も描かれています。
パピヨン役のスティーブ・マックイーンが素晴らしい。さらに彼の相棒役のダスティン・ホフマンが天才的。彼の笑顔に感動しました。
