もいんもいん!

「もいん」とはもとは北ドイツのおはようという意味です。

2007-01-01から1年間の記事一覧

オットーくん3 第5話『北極なくなる』

「また、朝が来た、不思議だな」マンモスのマンモはつぶやいた。 ずっと永いあいだ、本当に気の遠くなるくらい永いあいだこのマンモスたちは眠っていたのだった。それをオットセイに起こされIKAEと戦わされるはめになったのだ。いろんな夢を見ていたなあ。あ…

オットーくん3 第4話『IKAE殲滅』

オットーくん3 第4話『IKAE殲滅』 (とんねるずの細かすぎてとかなんとかいう物まね、草間弥生でいけるんじゃないか?) (「チカは何でも中途半端だな」) よみがえる前世の記憶・・・。目覚めるチカオットセイ。 「ねえ、U君、前世の夢見ない?」 「おれ…

オットーくん3 第3話『IKAE』

オットーくん3 第3話『IKAE』 「て、店長~、オットセイの一群が攻めてきます~」 「いや、いや、あれは大事なお客様なのだ、丁重に扱いたまえ(来た、来た)」 「これはこれはチカ様、いつもどうもありがとうございます。今日はどういったご要望で」 「今…

オットーくん3 第2話『オットセイが IKEAにやってきた』

オットーくん3 第2話『オットセイが IKEAにやってきた』 ぷんぷん。こんな野蛮なオットセイ社会おかしいわ! と、チカオットセイはオットセイのメス解放運動、一夫一妻制度実施運動に傾向してゆくのであった。 「自然の摂理に反している」 「このままで我…

さすがドイツ その4

レープクーヘン味のモナンシロップがあります。 ※レープクーヘン:ニュルンベルク名物のお菓子。ドイツ人がクリスマスによく食べます。 ナッツの粉とさまざまなスパイス、香料などを使ったクッキーのようなお菓子。 カルメ焼きにチョコレートコーティングを…

モーゼルの底から その4

夫がシャワー中にヤツが来た。 いつか来ると思っていた。 だから私は疑問を投げかけて見ました。 「どうして私にこんなことするのさ、病気は治らないし、薬の副作用で今や、私の顔はアトピ子だし、今日の手の動きはことに悪い!! 何重にも苦しめやがって!…

オットーくん3 第1話『来世』

ついにチカさんに最期のときが来ました。 チカさんは息をひきとり、オットーくんとともに昇天しました。 その後、チカさんの夫は一人さみしく暮らしました。 時折、虹を一人で渡ってはチカさんとオットーくんと三人で楽しく遊んでいた日々を思い出し涙しまし…

モーゼルの底から その3

私には何かやりたいことがあったかなあと思い返す。 こんな風になるために生きて来たのではなかったはずだ。 こんなにいやな人間ではなかったはずだ。 そりゃあ、多少、人を小馬鹿にしたことはあったが、 こう、あからさまに嫌われることをするような人間で…

モーゼルの底から その2

さて、今日も夫が学校から帰って来た。 その日も私たちは夫が学校から帰ると夕食をともにした。 夫は夕食を終えるとすぐに寝てしまう。 そこで私のいらいらは爆発する。 とにかく先に寝られると超いらいらする。 そこでまた私は夕食の後片付けを再びビールを…

モーゼルの底から その1

金属音のような鳥のさえずりで私は目覚める。 右横で寝ている夫を眺める。 夫はまるで80年代アイドルのドラマの様に肩を剥き出しにし、胸を掛け布団で羽織っているという出で立ちでかすかな寝息を立てている。 カーテン越しの外はまだ暗い。 ベッドの上で…

さすがドイツ その3

昨日、テレビでクヌートのお母さんの映像が流れていました。 クヌート、ご存知ですか? ベルリン動物園でお母さんから育児放棄させられた白くまでドイツでアイドル的存在です。 母くまの目にプライバシー保護の黒い線が入っていました。 話の通じる人種では…

MEN AT WORK 山田詠美対談集

『MEN AT WORK 山田詠美対談集』 幻冬社 山田詠美氏と男性作家(井上陽水含む)14人との対談集。 小説の素人とプロとの差を歴然とさせるプロとプロによる対談集。 山田氏が石原慎太郎と対等に話していてすごいなあと思いました。 話通じるんだなあと思って…

オットーくん2 第5話『夢泥棒とオットーくん』

『夢泥棒とオットーくん』 今夜も何千、何億という人々が眠りにつき、夢を見ます。チカさんもその一人です。チカさんは体が不自由なのでとりわけ楽しい夢を見る事を楽しみとしておりました。飛んだり跳ねたり、サッカードイツ代表の一員となってチームメイト…

さすがドイツ その2

先日、ドイツでテレビを観ていたら、身障児を持つ家族のドキュメンタリーをやっていました。 4つ子の出産時、その子だけその子が酸欠になってしまい、それ以来体が不自由になってしまいました。 現在、6歳前後。自力で歩くことができません。普段の生活や…

mixi川柳 その9

mixiの 悪口は Yahoo!ブログで

妖怪伝

『妖怪伝』水木しげる 講談社 3500円 昭和60年11月15日 第一刷発行 水木しげる大先生による大型妖怪画集。 ドイツはトリアー大学の図書館で見つけました。日本人からの寄贈本です。 とてもきれいな状態です。 ほ、欲しい~。

SUMMER IN THE CITY 悲しき熱帯

『SUMMER IN THE CITY 悲しき熱帯』村上龍 南国を舞台に貧しくもけなげで善良で繊細な黒人が主人公の短編小説。 どこか現実離れした神話のような物語が南国の暑さにとけ込んでいます。 こうした表現力がすごいなあと思いました。 年とったスーパーマンが出て…

ベッドタイムアイズ

『ベッドタイムアイズ』山田詠美 家にいつも大好きな人がいるという官能の日々。 最後に悲劇的な別れをしなければならないせつない話。 描写力がすごい。

mixi川柳 その8

また今日も コメント 無視された マイミクは 友達 じゃない コメントしがいの ない人って いますね

mixi川柳 その7

コメントへの コメントがないと マイミク解消したくなる コメントしがいがないよね☆ マイミク解消 できない 小心者のぼく

クリスマス川柳

アホに限って シャンパン と言う

mixi川柳 その6

絵文字の多い人の日記は コメントも 絵文字が多いね 類は友を呼ぶ 右のニュース うざいと思ってたけど 重宝してます YOMIURIニュース 「より詳しいニュースはこちら」 って行ってもより詳しくないし、 そのニュースにもリンクしてない 四文字のmixiネームの …

究極の選択

どこかの1室。 椅子に座らされているチカさんの夫。手かせと足かせがつけられている。 チカさんには、かせがなく椅子に座っている。 その部屋には他に黒服の男が3人立っている。 男1「さて、チカさん、今から君の愛する夫君を殺しま~す。助けてあげたけ…

ブッシュドノエル

ドイツではケーキを持ち帰る場合、こうして紙皿にケーキをのせ、紙袋に包まれます。 ホールでもそうです。 簡易包装でとてもいいと思います。もちろん保冷剤なんてくれません。 さてお味の方はと申しますと、 なんとかとミューレいうトリアーに何軒もあるパ…

サンタクロースの日

☆ 本 日12 月6日はよ くわかりません がサンタク ロースの日なの だそうです。うちに もサンタさんが来て驚きま した。とても嬉しかった です。オランダでは昨日サン タさんが来たそうです。こういう の 好 き 私の夫は大学で日本語講師をしています。生…

洋食とドイツ料理

洋食とドイツ料理は別物です。 コロッケもトンカツもハンバーグもドイツにありますが、それぞれ少しずつ違います。 ロールキャベツもドイツにありますが、食べたことはありません。 これは見た目から察すると味はかわらないように思います。 レストランには…

気がする

ドイツの輪ゴム、弱い気がします。 もちろん、市販のは買ったことありませんが。

詩 直角流

詩 詩を 書いて みようと 思いました 詩 詩 詩を 詩を 書いて 読んで みたらと みようと 勧めました 思いました 詩 詩 詩 詩を 詩を 詩を 読んで 送って 送って みたらと みようと みたらと 勧めました 思いました 勧めました 詩 詩 詩 詩 詩を 詩を 詩を 詩…

オットーくん2 第4話『雷の子とオットーくん』

『雷の子とオットーくん』 ぴかっ、ゴロゴロ・・・。 「あっ、雷だ」 ゴロゴロゴロゴロ・・・。 「きゃー、すごい音したぞ」 とオットーくんは一瞬目と耳を塞ぎました。 目を開けると何やらベランダが輝いています。 「あれ?」と近づくと金色に輝く男の子が…

大人のための残酷童話

『大人のための残酷童話』倉橋由美子 新潮社 お話って読む快楽があり本当におもしろい。 山下清澄の銅版画も禍々しくてとても素敵です。