2007-12-13 SUMMER IN THE CITY 悲しき熱帯 本レビュー #その他文学 『SUMMER IN THE CITY 悲しき熱帯』村上龍 南国を舞台に貧しくもけなげで善良で繊細な黒人が主人公の短編小説。 どこか現実離れした神話のような物語が南国の暑さにとけ込んでいます。 こうした表現力がすごいなあと思いました。 年とったスーパーマンが出て来る話がとてもおもしろくて好きです。 どの話もせつなさとおもしろさがあります。 繰り返し読みたい1冊です。