もいんもいん!

「もいん」とはもとは北ドイツのおはようという意味です。

#小説

妄想 映画『ブルーインパルス物語』

『ブルーインパルス物語』 薬の副作用で眠れません・・・。 舞台:宮城 ヒロイン:きれいなチカさん(シングルマザー。夫を飛行機事故で亡くしている) ヒーロー:ブルーインパルス・パイロット 隊長:椎名桔平 隊員:加瀬亮 瑛太 生田斗真 岡田准一 松田兄弟 島…

マンガ【U博士の逆襲】その1

マンガ【U博士の逆襲】その1

新・人間の証明

『新・人間の証明〈上〉〈下〉』 (ハルキ文庫) 森村 誠一 この上巻がなぜか4年前に胃炎で入院していた病院にありまして、回復期に読んでおりましたが、 入院中に読む物ではありませんね。 しかしながら、智恵子抄の高村智恵子、731部隊が出て来たりと、…

ケータイ小説始めました

Yahoo!より読みやすいと思うので、創作コーナーは順次こちらに移行して行きたいと思います。 http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=nama12028361

イン・ザ・プール

『イン・ザ・プール』奥田英朗 文春文庫 色白でデブの精神科医、伊良部一郎のキャラがとってもおもしろーい。 人間、好き勝手に生きるのが一番だ。 『イン・ザ・プール』の他にもう2作品、伊良部シリーズがあるのでぜひ読みたいです。 でも『イン・ザ・プー…

火の見やぐらの女

私は火の見やぐらに夫と離別してから住んでいる。 街を魔が襲うとき、私は鐘をならす。 私にできることは鐘をならすことだけである。 私に他にできることは何もないし、したいこともない。そんな風だから夫に捨てられたのだろう。 この街は私が高校まで育っ…

新人類

私の家の裏山を下ると底なし沼があった。 祖母に手を引かれ散歩したときには必ず、あそこは底なし沼だから絶対に近寄ってはいけないよ、と言われた。 小学校も3年生になると私は一人で裏山で遊ぶようになる。4歳年下の弟も勝手に僕の後ろを時たままとわり…

オットーくん3 第5話『北極なくなる』

「また、朝が来た、不思議だな」マンモスのマンモはつぶやいた。 ずっと永いあいだ、本当に気の遠くなるくらい永いあいだこのマンモスたちは眠っていたのだった。それをオットセイに起こされIKAEと戦わされるはめになったのだ。いろんな夢を見ていたなあ。あ…

オットーくん3 第4話『IKAE殲滅』

オットーくん3 第4話『IKAE殲滅』 (とんねるずの細かすぎてとかなんとかいう物まね、草間弥生でいけるんじゃないか?) (「チカは何でも中途半端だな」) よみがえる前世の記憶・・・。目覚めるチカオットセイ。 「ねえ、U君、前世の夢見ない?」 「おれ…

オットーくん3 第3話『IKAE』

オットーくん3 第3話『IKAE』 「て、店長~、オットセイの一群が攻めてきます~」 「いや、いや、あれは大事なお客様なのだ、丁重に扱いたまえ(来た、来た)」 「これはこれはチカ様、いつもどうもありがとうございます。今日はどういったご要望で」 「今…

モーゼルの底から その4

夫がシャワー中にヤツが来た。 いつか来ると思っていた。 だから私は疑問を投げかけて見ました。 「どうして私にこんなことするのさ、病気は治らないし、薬の副作用で今や、私の顔はアトピ子だし、今日の手の動きはことに悪い!! 何重にも苦しめやがって!…

オットーくん3 第1話『来世』

ついにチカさんに最期のときが来ました。 チカさんは息をひきとり、オットーくんとともに昇天しました。 その後、チカさんの夫は一人さみしく暮らしました。 時折、虹を一人で渡ってはチカさんとオットーくんと三人で楽しく遊んでいた日々を思い出し涙しまし…

モーゼルの底から その3

私には何かやりたいことがあったかなあと思い返す。 こんな風になるために生きて来たのではなかったはずだ。 こんなにいやな人間ではなかったはずだ。 そりゃあ、多少、人を小馬鹿にしたことはあったが、 こう、あからさまに嫌われることをするような人間で…

モーゼルの底から その2

さて、今日も夫が学校から帰って来た。 その日も私たちは夫が学校から帰ると夕食をともにした。 夫は夕食を終えるとすぐに寝てしまう。 そこで私のいらいらは爆発する。 とにかく先に寝られると超いらいらする。 そこでまた私は夕食の後片付けを再びビールを…

モーゼルの底から その1

金属音のような鳥のさえずりで私は目覚める。 右横で寝ている夫を眺める。 夫はまるで80年代アイドルのドラマの様に肩を剥き出しにし、胸を掛け布団で羽織っているという出で立ちでかすかな寝息を立てている。 カーテン越しの外はまだ暗い。 ベッドの上で…

オットーくん2 第5話『夢泥棒とオットーくん』

『夢泥棒とオットーくん』 今夜も何千、何億という人々が眠りにつき、夢を見ます。チカさんもその一人です。チカさんは体が不自由なのでとりわけ楽しい夢を見る事を楽しみとしておりました。飛んだり跳ねたり、サッカードイツ代表の一員となってチームメイト…

究極の選択

どこかの1室。 椅子に座らされているチカさんの夫。手かせと足かせがつけられている。 チカさんには、かせがなく椅子に座っている。 その部屋には他に黒服の男が3人立っている。 男1「さて、チカさん、今から君の愛する夫君を殺しま~す。助けてあげたけ…

オットーくん2 第4話『雷の子とオットーくん』

『雷の子とオットーくん』 ぴかっ、ゴロゴロ・・・。 「あっ、雷だ」 ゴロゴロゴロゴロ・・・。 「きゃー、すごい音したぞ」 とオットーくんは一瞬目と耳を塞ぎました。 目を開けると何やらベランダが輝いています。 「あれ?」と近づくと金色に輝く男の子が…

阿佐ケ谷物語 第3話

●つきぬためいき なんか生きている感じがしない。 買い物は楽しい。 洋子の日常は調理、食事、買い物、テレビ、インターネット、You tube、ポッドキャスト、mixi、その繰り返しだ。 たまにチカや幸子とランチやお茶をしたり買い物に行く。 でも心の底からく…

オットーくん2 第3話『ブラックオットーくん』

オットーくん2 第3話『ブラックオットーくん』 オットーくんの作った抹茶ババロアを食べながら 七並べに興じるチカさんと夫の三人。 「誰? ハートの6を止めてる人~」とぶちキレ気味のチカさん。 「ああ、もうパンクやあ」と残ったカードをしぶしぶ置く…

オットーくん2 第2話『機長はオットーくん』

オットーくん2 第2話『機長はオットーくん』 アナウンス:コンニチハ! きちょーのオットー君です。 ざわつく機内。 客「マイゴット!」 コックピット ぶるるんぶるるん吹かすオットー君(※オットー飛行機のため、他の飛行機とは構造が違うらしい) オット…

オットーくん2 第1話『ナスとオットーくん』

オットーくん2 第1話『ナスとオットー』 オットー「あれ? コンバンハ! ぼく、オットーくん。君は?」 ナス 「(オットー君をいちべつして)僕は茄子だよ」 オットー「それはわかってるよ。君の名は?」 ナス 「名前はないんだよ」 オットー「どうして?…

オットーくん 第5話

ある日、オットー君の作ったアップルパイを食べながらたかはし夫婦がおいしく幸福なティータイムをしているとビーっとたかはし家の家の玄関のブザー音が鳴りました。 夫がドアを開けてみると、汚い格好をした日本人でした。 そのひとはいきなり 「オットー君…

オットーくん 第4話

さて雲の上のあのかわいそうなひとはオットー君がいなくなってからすっかり食欲がなくなって弱ってしまいました。それまでは食べることがとても好きだったのに。こんなにひとりの食事は味気ないものだったっけ? とせつなくぼそぼそと間に合わせの食事をして…

オットーくん 第3話

さて、ここはタイはEUへの輸出向けのぬいぐるみ工場。 低賃金でタイ人が働かされている工場制手工業の工場です。 検品前のオットセイのぬいぐるみの巨大な段ボール箱に、オットー君が空から落ちてすっぽり入ってしまいました。 オットー君以外のぬいぐるみは…

オットーくん 第2話

雲の上の世界では、ただ一人の住人であるサングラスをかけたひとが自分が存在したときに生を謳歌しようと決意しましたが、さすがにひとりきりの生活に飽きてタピオカ入り抹茶ミルクをすすりながら物思いにふけっていると、煙とともにオットセイのオットー君…

アンネの日記

本日、8月4日はアンネ・フランクが隠れ家から連行された日です。 ちょうど今、『アンネの日記 完全版』を読んでいます。 アンネの魅力的なことと言ったら。 隠れ家での人々のエゴとエゴのぶつかりあいが凄まじいです。 アンネは徐々に大人になって行きます…

にほんごの教科書

●声に出して読んでみましょう。 真冬のドイツの電車のホームにて マイヤー :今度日本の首都の東京へ出張に行きます。 ヴェーバー:私は日本についていくつかの事柄を知っています。 気をつけてください。 日本では学生で借金持ちの男にはクレジットカードは…

トリアーの女子高生

ドイツはトリアー市のバス停にて バーバラ(仮)17歳とマリア(仮)17歳が、コーラ割りビールを飲みながらバスを待っている。 マリア:エファとダニエルがついに、やっ アジア人が通る。 バーバラ、マリア:ニイハオ! バーバラ:えっ? マリア:だから…

妄想作文

しかたなくドイツはトリアーに来ました。 でも空気とワインがおいしく(酒も飲むよ☆)心機一転にはとてもいい所です。 4月からのトリアー大学の学期の留学にぎりぎり間に合い、 早半年が過ぎようとしています。 早く夏休みにならないかなあ~。 大学には日…