もいんもいん!

「もいん」とはもとは北ドイツのおはようという意味です。

日本超古代文明の謎 [新・日猶同祖論] その1

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日本超古代文明の謎 [新・日猶同祖論]―日本は世界文明発祥の地だった
著者:鈴木旭
日本文芸社 Rakuda Books
アマゾンで258円で買いました。送料が257円。本1円!

いやあ、素晴らしいですね。副題すごい。
下関市彦島が世界の文明の発祥の地だというのです。

以前、他の著者の『伊勢神宮の謎』という本を読みよく意味がわからなかったのですが、これを読んだらなるほどな、と思いました。
こちらの方が読みやすいし。

また、日本の歴史が「外国からの輸入によって日本文化が作られてきた」という偏見に満ちているものだとわかりました。
近世の江戸時代には本居宣長らから「この国には文字はなかったし、神代文字などというものは後世の偽作だ」と断罪していました。
新井白石と我等が平田篤胤らは神代文字肯定派でした。日本は未だにこの呪縛から逃れられず、神代文字はとんでも扱いされています。
もっと柔軟になってもいいんじゃないかな~って思います。

洪水が起きて日本からちりぢりになった民族のうち、ユダヤ人が日本に戻ってきて、弥生文化を築き、大和朝廷を築いたという。
これがこの本の新・日猶同祖論なのである。

日本とユダヤ教の思想って真逆すぎて相容れないものがあるのですが、
ユダヤ人は放浪の途中でルサンチマンを抱き、意固地になって変な邪神にひっかかったんじゃないかな。
もし、日本人を日本から追い出したら、こんな風になっちゃうかもしれないな、と思いました。