死者の書 近藤ようこ
【上・下巻レビュー】中将姫伝説。
浮世離れして幻想的な物語でした。消え入るような近藤ようこの描く姫君が二上山に吸い込まれてしまいそうでこちらも心もとない気持ちになると同時に自然と神聖な思いにかられました。神に身を捧ぐ乙女たちはあちらでどのように過ごされているのでしょうか。慈しみたい作品でした。
浮世離れして幻想的な物語でした。消え入るような近藤ようこの描く姫君が二上山に吸い込まれてしまいそうでこちらも心もとない気持ちになると同時に自然と神聖な思いにかられました。神に身を捧ぐ乙女たちはあちらでどのように過ごされているのでしょうか。慈しみたい作品でした。
2015年に読んでからずっと當麻寺に行って見たかったのですが、
ようやくこの夏行って来れました。
奈良国立博物館で綴織當麻曼荼羅が修理完成記念で展示されたので行って来ました。
『糸のみほとけ―国宝 綴織當麻曼荼羅と繍仏―』
それでもロマンを感じました。
展示数も138点と多く、刺繍に込めた祈りの数々に圧倒されました。
展示数も138点と多く、刺繍に込めた祈りの数々に圧倒されました。