コインロッカー・ベイビーズ
コインロッカーで保護された赤ちゃん、ハシとキク。
二人は同じ家に養子に行く。
二人に幸あれ、と思いながら読み進んで行くが・・・。
この二人が行き着く先は、結局、この世界の破壊なのか・・・。
今の世（親の支配）を変えたいのであらば、やはり革命が必要なのか？？
そして、
この世に怒りを多いに持っていい！！
と、思わずにはいられない作品でした。
異質に育った二人は、親との確執と持病持ちの私（もうすぐ３２歳 既婚）にとってもかけがえないのない人物像です。
焦燥感、不安感をあおり立てられました。
村上龍氏はすげえな、と思いました。
