2007-11-08 馬の首風雲録 本レビュー #その他文学 『馬の首風雲録』 筒井康隆 ある4兄弟と母の馬の一家を通して描いた戦争一大叙事詩。 泥沼化する戦争を二つの馬の星と地球にからめて描いています。 ああ、私の日常は戦争の合間、休戦、たまたま戦場でない状態なのだなあ、 そして私の日常は、戦争という大産業の上になりたっているのだと思わずにはいられません。 ぜひ映像化していただきたいです。しかし、馬かああ。