2012-04-15 スケアクロウ 映画レビュー #映画レビュー 『スケアクロウ』 監督:ジェリー・シャッツバーグ 1973 米 出演:ジーン・ハックマン アル・パチーノ アル・パチーノが一番かわいかった頃の映画。 この画みたいな映画なんだ。 かわいいアル・パチーノと偏屈なジーン・ハックマンの珍道中です。 感受性の強いアル・パチーノに対して、人としてこれでいいのか、というジーン・ハックマン。 人間、こんなでもいいんだな、と思えるジーン・ハックマンにハラハラしつつもうらやましさを感じたり・・・。自由なんだもん。 題名のスケアクロウ(かかし)は二人の感受性の違いからくる解釈の違いの象徴としてちょろっと言及されます。 二人で入る刑務所ファームというのがアメリカにはあって、刑務所農場で働くことによって刑のつぐないになるという所。結構自由でおもしろい所だなあ、って思いました。日本も荒れた田とか山とか軽犯罪者に耕させたらいいのに。 アメリカってこんな国なんだろうな、って思わせる映画です。