もいんもいん!

「もいん」とはもとは北ドイツのおはようという意味です。

009 RE:CYBORG

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壮大なストーリー。
劇場が揺れるほど、大迫力な音と映像。(今の劇場ってこうなのねっ!!)
ぜひ劇場でご覧あれ!
観ようかどうしようか、迷ったら観るべし。
全世界で上映すればいいな。

難局にある日本へのメッセージのようでした、私でも生きててもいいのかなって。

サイボーグになりたいけれど、石ノ森サイボーグたちはどこかさみしげ。
憂いをおびていつも哀しげな009。ちょっと優等生過ぎます。だからこそ、フランソワーズと燃えるのでしょう。これがまたせつないのよね・・・。再会のシーン、ドラマチック・・・。

相変わらずこのご時世でも語尾が「○○あるよ」の006(中国人のちゃんちゃんこ)に安心します。

現状を考えるとき、どうしても古代や伝説に行き着かざるを得ないと思います。そしてさらに行き着く先は脳。まさにドグラマグラ。偉大な作家もシャーマンのごとく、事象を鋭く読み解く超越した能力があるのです。この映画を観ると人類の築き上げて来た歴史に思いを馳せらずにはいられないと思います。
昔の漫画家って、冒頭に何やら聖書やらの一節を引用するでしょう、本当に大作家って勉強家ですごいなって思います。それで、デッサンの勉強もして映画もたくさん観てるの。

しかもこの作品は、そのフレーズは聖書に載ってないとかいうのです。どんだけ、知識があるのだ・・・。