マーラー 君に捧げるアダージョ
原題はカウチのマーラー。フロイトのカウチの上でマーラーの罪が暴かれる。
フロイトの所に行った時点で本当はわかってたんだろうな。アルマの浮気が自分にも責任があるってこと。
苦しむマーラー。それ以上に苦しんでいたアルマにようやく気が付く。
フロイトの所に行った時点で本当はわかってたんだろうな。アルマの浮気が自分にも責任があるってこと。
苦しむマーラー。それ以上に苦しんでいたアルマにようやく気が付く。
こういう男、今でもいそう。男に限らず知らず知らずのうちにパートナーを傷つけていることはよくあることだろう。
これを観るとアルマや女の生き方を考えずにはいられません。
アルマはミューゼという芸術家ビッチ。芸術一家の家に生まれ、当時のときめく芸術家との交流で自身も芸術家だと思う愚かな女。
だからこそ、マーラーと結婚すれば自分も高みに行けると思った。しかし、そこで待っていたのは、才能の封印。
高みに行くどころか大好きだった作曲を封印された。自分って何だろうって思ったときに若くて才能のある男に狂ったのだろう。
だからこそ、マーラーと結婚すれば自分も高みに行けると思った。しかし、そこで待っていたのは、才能の封印。
高みに行くどころか大好きだった作曲を封印された。自分って何だろうって思ったときに若くて才能のある男に狂ったのだろう。
どんな男もアルマを満足させることはできないのに。
アルマの最大の才能は男の才能を昇華させることではないだろうか。