もいんもいん!

「もいん」とはもとは北ドイツのおはようという意味です。

アナザーストーリーズ「兵馬俑は見ていた!~巨大遺跡に翻弄された人々~」

イメージ 1

アナザーストーリーズ「兵馬俑は見ていた!~巨大遺跡に翻弄された人々~」

兵馬俑発見者の話。これがとてもおもしろかった。観てよかったです。
こんなドラマがあったとは。時は文化大革命明治維新と同じように前時代的な物は破壊されていたが、始皇帝だけは別格だった。兵馬俑始皇帝を結び付ける事ができれば、兵馬俑は破壊されなくて済む。学者は必死だった。
下手したら、逮捕されるかも。兵馬俑に魅了された学者は危険を感じながらも、「こんなの見たら、誰だって兵馬俑を守りたくなるよ」と。今、兵馬俑が見られるのも、発見者とこの学者がいてこそ。発見者は農民で、「わしは農民だから」と極めて謙虚。この二人は聡明で奢ることなく仙人みたいで素敵だった。

この学者の生き様など、制約のある世界でも信念を持ってどれだけ生きられるか、と彼の生き様の物語でもありました。


始皇帝にもとても興味があります。始皇帝陵はまるでピラミッド。始皇帝はとてもでかかったとか。8千数体にもわたる兵馬俑だが、これだけの数にも関わらず、窯や焼いた跡が残っていないとか。また、兵馬俑の兵士の顔の精巧なこと。まるで本当に顔から型を取ってそう。また、中国にも実はピラミッドが数多くあるのだが、中国政府は調査を許可しないという。樹が生やしてピラミッドとわからないようにしてあるという。あるドイツ人だけは滞在が許可されて、彼の写したピラミッドの写真が残されているが、今、検索したけど、出てこなかった。以前その写真をインターネットで見たことがあります。