映画『レインメーカー』
貧乏人に保険に入らせ、1回目の支払い請求は全員支払い拒否。ありそう。しかもアメリカは国民健康保険制度がないから死活問題どころか、死んでしまった。苦学生の弁護士ルーディは専ら庶民案件。学校時代や市民講座などのコースで一緒になった人の案件から仕事を始めるというのがいい。知人の身近な問題から一歩ずつ対応する。市民と寄り添うその姿勢は野心とは程遠い。なりふり構わない相棒とのでこぼこコンビもいいのだ。そしてラストは題名にあるような、雨が降るように大金を稼ぐ弁護士の道を選ばない。
うたい文句にあるように、変わったかなあ、最初から身近に知り合った人の案件に取り掛かっていたから変わっていないし、無理やり愛とか入れなくても。