テレビ『X-ファイル シーズン10 第3話トカゲ男の憂鬱』
スカリーの言おうとしている台詞を完全に理解しているモルダー。先回りして彼女の台詞を言う。彼らが置かれていたピエロ的な役割も把握するモルダー。そして人生に迷うモルダー。
シーズン10の第1回目から、やっとモルダーは異星人問題は実は軍、政府のでっちあげだった、という事に気づく。
何より今回のトカゲ男、実は・・・、が、人間社会を風刺する。トランスジェンダー、性転換は人間だからこそできる事、というのも感じる。そんな彼から人生のエッセンスももらう我々とモルダー。
しかも、ラストのトカゲ男の冬眠期間といったら気が遠くなるほど。
そして、今、噂されてるレプティリアン問題をそれとなく彷彿とさせていて、まあ、彼はいい奴の部類だろう、そして地球の茫漠な歴史をも感じれるとてもおもしろい名作だった。
「人間となった途端にとてつもない焦燥感に襲われ就職しなければ、という欲求に襲われた」
「人間の特技の嘘とやらを連発すれば就職なんて簡単だった」
「なんか、もう働きたくない！」
「でも働かないとローンも組めないし」
「なんで人間は首を縛るひもを付けるんだ？？（ネクタイの事）
