2007-07-28 クレーン男 本レビュー #その他文学 『クレーン男』ライナー・チムニク文・画 矢川澄子訳 パロル舎 ドイツ人なら誰しもクレーン男の一面を持っていると思います。 頑固で意固地で融通がきかなくて。 嵐のときも灯台役として明かりをともし続けたり、 戦争が起こってもクレーンからおりないクレーン男。 作者による画もかわいく素敵で、 装丁、紙も素敵です。 いまやこういったドイツ人は絶滅寸前です。