2008-01-16 海と毒薬 本レビュー #その他文学 『海と毒薬』遠藤周作 言わずと知れた戦中の九州の医大による米兵の捕虜の人体実験の小説化。 この事件の背景を戦中、戦後の時代背景によってつづる。 一線を越える、越えない、 逮捕される、されない、 狂気の有無、 良心の有無、 神の有無。 全ては同じところにある。