もいんもいん!

「もいん」とはもとは北ドイツのおはようという意味です。

意訳シリーズ第一回『この人を見よ』

ニーチェ『この人を見よ』

第一回はニーチェ『この人を見よ』西尾幹二訳を自分なりに意訳してみました。

【目次】

なぜ俺様はこんなにも頭がいいのか

なぜ俺さまはこんなにも冴えているのか

なぜ俺様はこんなにも良い本を書くのか


【内容】

こんなに俺様の書く物はおもろいのに、なんで無反応なのや~、
きっと俺様が愚民(くそドイツ人)よりかなり進んでしまっているからであろう、
この腐れ愚民め、ドイツ人めえ~。

音楽のなんたらを知っとるやるはたいてい外国人やあ、
ドイツ人が音楽を知り得とるなんて俺は認めへんぞ!
ドイツ人音楽家と呼ばれてる人は
スラブ人、クロアチア人、イタリア人、オランダ人かユダヤ人なんや~

そうでなかったら、もう死んどるバッハとヘンデルやな。


ドイツ人はだいたい喰うもんがいかん!
食事の前にズっぺをすすり(ズっぺってスープのことね)
煮込みすぎた肉を喰らい、脂と粉でぐっちょぐちょの野菜の煮込み。
文鎮まがいの弾力のあるじゃが団子、
そんでもってあの水を飲むがごとくの酒量たるや、
ドイツ人精神の腐っとること、腐っとること。
(現在と何ら変わりはないところに爆笑、むしろ涙。ニーチェって19世紀の人だぞ)

てな感じです。

ニーチェさんよ、100年以上経った今でもドイツは何にも変わっとらんよ…。
ドイツは3年経っても何も変わりません。