愛のむきだし

『愛のむきだし』
英題： LOVE EXPOSURE
監督：園子温　　上映時間237分（！）　2009

園子温監督が、実話をベースに描く究極の純愛物語。

公式ホームページ
http://www.ai-muki.com/

衝撃的な映画でした。
何が衝撃って表現力がです。

２０年前、既に我々はリミックス世代と言われておりましたが、
なんの、表現は無限大。

それを可能にしているのが、むきだしの俳優達です。

やっぱり生臭さを表現できるのは人間だけでしょう。

コイケ役の安藤サクラがいなかったらこれほど印象に残らなかったのでは？
と思えるほど、彼女も衝撃でした。

渡辺真起子のカオルのビッチっぷりがいかにもスケって感じでよかったです。
主人公の西島隆弘君は細くて身軽でとってもかわいかったです。

女性がみんな強くてかっこいい。

壮大なストーリーだから上映時間が長いけど（DVD2枚組だもの。映画館だったらきつかったかも・・・。）あっと言う間でした。
コミカルで楽しめるし、どんどん新興宗教色が強くなってぐいぐい惹きつけられて、最後まで目が放せません。もっと観たいなって思います。

音楽もよかったです。
しばらくあの変わったメロディーが頭から離れなかったな。

園子温監督の『桂子ですけど』を観たいのですが、ないですねえ・・・。