もいんもいん!

「もいん」とはもとは北ドイツのおはようという意味です。

映画『チャッピー』

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『チャッピー』
途中からチャッピーが可哀想で可哀想で見ていられなかった。捨て犬とか、親からこんな扱い受けてる子供とか、子供兵士とかに思いを馳せ辛くなってしまった。フランケンシュタインもの。
かつ、思考、人格のプログラム化、おそらく魂の根源的な問い。
肉体を失っても魂はあるみたいな。映画『2010年』、漫画『ワン・ゼロ』、『攻殻機動隊』のような物質的にないけど、ネットの世界にある、みたいな。場合によっては幽霊やらゴーストやら神やらと言われるような。
それにしても、ラストの創造主の葛藤の無さたるや。あんな姿になったのに。私もサイボーグになりたい派なのでいいのかな。今思えば、映画『ロボコップ』だって、データさえ残っていれば目覚めると自分がロボコップになっている可能性を示唆していたように思う。
ただ、本人のデータ化による復活は、本当に本人なのだろうか。という疑問は残る。
月刊ikkiで連載されていたマンガがその問題を扱っていたように記憶していたが、まるで思い出せない。
マンガ『悪魔の花嫁』は生き返りものだが、やはりそれぞれに個性があり、別人格であるというものであった。