映画『ソイレント・グリーン』
NHK BSプレミアムにて。
今まで知らなかった、こんなすごい映画。なかなかやらないよね、テレビで『ゼイリブ』然り。
原作の原題『make room！make room！』=『片付けろ！片付けろ！』
これがすべてを物語っている。
いろいろ衝撃。舞台は2022年。まさにすぐそこ！！2022年を待たずしてこの映画のような世界になるに違いない。いや、なりつつある。まさに預言映画。特に日本はオリンピック前に破たんするとかしないとか。
・環境汚染が進み温暖化、大気汚染がひどく食べ物が採れない
・自然は失われた
・すさまじい格差社会
・世界はソイレント社の一社独裁
・庶民にはほとんど住む家がなく野垂れ死にする事も
・庶民には水道が通っていない
・食べ物はソイレント社製の食べ物の配給
・それも人数分ない
・暴動が起こり、鎮圧は虐殺
・美人はなんと部屋の家具！
・もちろんその住人にはDV男が多い。
（これ、まさにアレクサの実写版。アレクサに怒鳴り声で命令する男が問題になっているらしい。アレクサへの対応でその男の本性がわかるのだとか。下女には怒鳴りえばり散らしていいみたいな。子供用にはプリーズを言わないとアレクサが反応しない仕様になっているとか。アレクサの声が女性である必要はない）
・元教授の仕事は『本』として検索係・・・。まさに今のインターネットだね。大学なんてとっくにないのさ・・・。
・そして人類が最後に行きつくのは『ホーム』と呼ばれる楽園・・・。
観終わった後、しばし呆然。
