もいんもいん!

「もいん」とはもとは北ドイツのおはようという意味です。

本『中世ヨーロッパの大魔術書  大アルベルトゥスの秘法』

『中世ヨーロッパの大魔術書  大アルベルトゥスの秘法』
アルベルトゥス・マグヌス
立木鷹志=編訳
河出書房新社

レビューではなく、メモです。

●姿が見えなくなるためには
オプタルミトという石を身につけるといいよ。

●火を使わずに誰かの手をやけどさせるには
フェリパンダヌスという石を使うといいよ。

●他人の考えを知りたいときには
キリムという石を使うといいよ

●ペストや毒に対しては
一角獣の角を内服、もしくは外用するといいよ。
※著者には効かなかったという。

●賢明さを望んだり、富を収集したり、未来を予見したければ、
グリフォンの巣で発見されるエメラルドが最高だ。

●敵に勝つためには
龍の頭から取れるドラゴニアを用いるといいよ。

●人間を首がないように見せるためには、
蛇の抜け殻、硫黄、ギリシア産の松脂、アザミ、ロバの血と若い蜂蜜の蜜蝋を一緒に細かくして、水をいっぱいにした土瓶に入れ、とろ火で煮て、次にそれを冷やして蠟燭にすれば、その蠟燭の光のあたる部屋にいる人は頭がないように見えるよ。